ウェブ面接のメリット・デメリットと選考通過のための対策ポイント

生活情報

2021年に卒業を控える学生を対象とした採用選考が、6月1日に解禁となりました。

対面による選考からオンラインによる選考が主流となりつつある今、今後の採用の動向を踏まえ、オンライン(ウェブ)面接のメリット・デメリットや対面との違い、ウェブ面接の選考を通過するための具体的な対策を調べてみました。

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6月1日時点での内定率と今後の動き

2020年は経団連に代わり、政府が決めた就活ルールをもとに各社での選考が進められています。

6月1日時点での内定率および、これからの採用に関する動きをチェックしましょう。

2021年卒は早期内定が目立つものの…

例年通り6月1日が採用選考解禁日となっているものの、6月1日時点ですでに64.0%という内定率を記録しています。

キャリタスによる調査結果をもとに今年と昨年の動きを比較すると、2020年卒よりも2021年卒の方が早期における内定率が高いというデータが出ています。

しかし、自粛を強いられる現在ではペースが鈍り、前年同期より7.1ポイント下回る結果となっています。

内定率鈍化の原因と今後の動向は

内定率鈍化に関しては、選考スケジュールの遅れが要因として挙げられます。

特に、企業側で一度も直接会わずに内定を出すことを躊躇している事が、遅れの主な原因になっているようです。

とはいえ、採用自体を取りやめたという企業は少ないというデータも出ていますので、これから対面による選考活動の制限が解除されるにつれて、再び動きは盛んになると考えられます。

まだ内定をもらっていない方も、極度に心配する必要はないでしょう。

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オンライン(ウェブ)面接のメリット・デメリット

対面での選考活動が制限され、オンライン面接(ウェブ面接)が主流になったことにより、従来の対面による面接と比べて利点や問題点がそれぞれ出てきました。

ウェブ面接のメリットだけでなく、デメリットへの対策も後述していますので、上手にポイントを押さえて就活を進めましょう。

ウェブ面接のメリット

ウェブ面接のメリットは、何と言っても自宅から面接に参加できるということです。

これにより、わざわざ会場まで足を運ぶ時間が節約でき、同日開催であっても多くの選考に参加できる可能性が高くなります。

特に関東から離れた場所で暮らす学生さんにとっては、交通費や長距離移動での疲労感を一切気にせず選考に参加できるという部分も、かなり大きなメリットとなるでしょう。

加えて、会場の雰囲気にのまれて失敗しにくいという利点もあります。

見慣れない風景に緊張して、頭の中が真っ白になる方にとって、自宅のリラックスしやすい環境で面接に臨める事は非常に心強いですよね。

ウェブ面接のメリット
〇移動時間・資金・労力を節約し、多くの選考に参加できる
〇選考会場の雰囲気に飲まれず、あまり緊張せず面接を受けられる

ウェブ面接のデメリット

反対にデメリットとしては、読み取れる相手の情報が対面よりも少ないため、企業側・学生側ともにお互いの雰囲気が分かりにくいことが挙げられます。

通信でのタイムラグ・画像の乱れが原因で相槌が遅れたり、細かい表情の変化が読み取れず、お互いの反応がぎくしゃくしたりすることも一度や二度ではないはずです。

さらに、自撮りをされる方であればよく分かるかもしれませんが、カメラ位置の関係により、視線が合いにくいという点も、対面での面接にはないやりにくさの一つになっています。

ウェブ面接のデメリット
〇対面よりも相手の表情や仕草が読み取りにくくなる
〇タイムラグで言葉がかぶるなど、コミュニケーションが取りにくい
〇カメラの位置関係で相手と視線が合わせにくい

対面とウェブ面接の大きな違い

対面での面接は、身なりや立ち振る舞い、声のトーンなど、話す内容以外の部分が印象を与えるにより大きく作用することが研究により分かっています。

よく面接は第一印象が大事だと言われるのはこれが理由です。

一方ウェブ面接では、身振りや雰囲気といったの非言語的な手がかりが対面よりも制限される分、話の構成や説得力など、言語的なコミュニケーション能力が重視される傾向にあります。

つまり、自分の考えをいかに論理的に伝えられるかが大きなカギとなります。

ロジカルシンキング(論理的思考)でウェブ面接対策

論理的に主張を展開する手法は「ロジカルシンキング」や「ロジカルトーキング」と呼ばれ、ウェブ上に限らず対面面接や仕事の現場でも大切にされている考え方です。

はじめに結論を話し、後から理由や主張を裏付ける根拠を提示していく形が一般的で、根拠となる具体的なエピソードは、複数ある方が訴える力が強くなります。

常に「なぜ、そうだといえるのか?」を自分に問いかけながら、結論を裏付けるできごとや実績を出せるだけ書き出しましょう。相手が納得できる根拠があればあるほど説得力が上がります。

具体例を提示する際は、主観的な評価(毎朝5時に起きて部活の朝練を頑張ってきた)だけでなく、客観的な評価(大会で1位をとった、勝率を3割アップさせたなど)も併せて盛り込むことができると、面接官もイメージしやすいですよね。

オンライン特有の「やりにくさ」への対策

ロジカルシンキングに加え、ウェブ面接ならではのデメリットである通信の乱れ・視線の合いにくさ・タイムラグ等を考慮した対応が取れることで、印象をぐっとアップさせることができます。

通信環境や機材、ウェブ面接に合った話し方のポイントをひとつずつ確認していきましょう。

通信速度と機材の見直し

通信の環境に関しては、PCのスペックや通信速度を見直し、自宅の環境が厳しそうであれば、完全個室が使えるインターネットカフェ等を利用しましょう。

規模の大きなインターネットカフェであれば、ほとんどが高速ネット回線を使用しています。

自宅の場合は、事前に友人などと一緒に、カメラ位置・音量の調節を済ませておくと慌てずに済みます。

カメラは目線の高さくらいが適切で、テストして明るさが足りないと感じるなら、照明も上手に使いましょう。カメラに映ると、実際よりも暗く見えることがよくあります。

 

画面ではなくカメラを見るクセをつける

視線が合わない問題に関しては、画面ではなくカメラを見る練習をして慣れることで改善できます。

カメラ付近に顔を描いた紙やシールなどを貼り付けておくと、自然に会話ができそうです。

私はオンラインでやり取りする際、お気に入りのキャラクターの顔を紙に書いて、カメラの横に貼っています。意外と笑顔になれますよ。

最後まで言い切ればタイムラグも怖くない

一番ネックに感じるのはタイムラグによるやりにくさでしょうか。

ウェブ上でのやりとりで、ある程度タイムラグが生じてしまうのは仕方のないことです。

一言一言相手の相槌を待っていると不自然な間が空いてしまうため、次の言葉を続けるタイミングがうまくつかめません。

ウェブ面接の場合、自分の考えを一度に言い切る形がおすすめです。

面接官側も、頷きや表情で反応を示してくれるでしょうから、自信を持って最後まで話してしまいましょう。

このとき、早口で話す必要はありません。口ごもらず、ハキハキと話すと聞こえやすいです。

話が冗長になればなるほど、話をまとめるのが苦手な人と思われがちです。
対面での面接よりも簡潔に収めることを意識しましょう。

非言語的要素の制限はリアクションの大きさでカバー

ウェブ面接では言語的要素がより重視されると書きましたが、これは非言語的要素(声のトーン、身振り手振り、表情など)が評価されないということではありません。

相手に伝わりにくい分、それだけ大きく表現する必要があるでしょう。

そこで、相手の話を聞くときは、対面面接の時よりも大きめにリアクションを取りましょう。

表情を豊かに、自然な範囲でジェスチャーを入れても効果的かと思います。

「相手の話がこちらに聞こえていますよ」という意思を示せば、お互いに話しやすくなります。

多すぎる相槌は時間差で話し声とかぶってしまうため、注意が必要です。
声を出さず、笑顔で頷くだけでも十分効果がありますよ!

実は面接官も…

ウェブ面接は学生さんだけでなく、面接官側も慣れていない方が多いのが現状です。

企業によってはアイスブレイクの時間を長めに設け、緊張を解きほぐすための工夫をするなど、きちんと学生側の不安な気持ちに配慮している所もあります。

オンラインといえど、人と人同士のやりとりであることに変わりはありませんから、あまり身構えることなく、リラックスして本番に望みましょう。

慣れていないのはお互いさまと考えると、肩の力が抜けるかもしれません。

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