現在ではむやみに移動することがとがめられる時期であり、また業務や生活につぎこむ時間を増やすために移動時間を減らす、という考えも広がってきている。
それゆえ、どうにか移動しないで業務を回すことが求められたりする。
今回は、テレワークを確立させる必要なものや、テレワークで起こる問題と、自分のテレワーク経験などを紹介していく。
テレワークとはどのようなものか
テレワークは勤務場所に集まらずに勤務をする形態を総称したものである。
特に勤務場所が自宅であると在宅勤務となる。家でない場合はビルの一室を借りたりするとかになる。現在は1部屋に単独でいることが推奨されるが、勤務場所とは別に集まって行う形態をSOHOと呼んだりする。
テレワークをするには何が必要になるか
まず業務をするための設備が必要になるだろう。
遠くの人との交流がどうにか必要になるので通信設備を使うことが考えられる。
交流の頻度でも必要な設備は異なってきそうだ。
文書などのファイルをやりとりする
これで十分な場合、ビジネスチャットが役立つだろう。SlackやChatworkが挙げられる。
映像や音声をやりとりする
この場合はビデオ会議ツールを利用することになる。
Zoomなどがあるが、機能を調べて最適なものを選ぶことになりそうだ。
テレワークを確立させるには
設備の充実ももちろんだが、最も大切なのは役割をうまく分けることになるのかもしれない。
細かい部分は組織ごとに変わってくるだろうが、以下のことは重要だろう。
役割を明確化、時間給に代わる給与体制
テレワークだとビデオ通話くらいしか顔を合わせる機会がなく、業務確認もとびとびでしかできないので、時間給だとまともな計算ができない。
また業種によっては基準が見えないものもあるだろう。
基準が見えない人に対しては、基準が見えるように役割を調整するか、思い切って働けなくても構わないから特定給料にする、という割り切りも必要になるのかもしれない。
必要な情報共有を欠かさないという姿勢
テレワークをするとなると、向こうから資料などを取りに行くことが難しくなるので、情報共有をするという意識に重点を置くことが、従業員と事業者の両者に求められる。
テレワークだと起こる問題
テレワークの場合、社内の秘密資料をどう扱うかが問題となる。
アクセスできる場所を用意しただけだとたまたま見つけた人に悪用される可能性がある。(Zoomでも起こっている問題)
テレワークでない従来の形態では簡単に入れない場所に資料をしまい込み、必要な人だけが取り出せる状態にして機密性を実現できるが、これをテレワークで再現する仕組みが必要だ。
また、五感のうち特に嗅覚・味覚・触覚が制限されるため、大人数チームで動いていた人は居合わせることでわかることが少なくなる、といえる。
過去にテレワークをした自分の経験
過去に自分も体験したことがあるが、うまくいかない時期があった。
事業者が即応を是としていながら、自分は体調がよいとはいえず全力で動くことが難しいこともある、という立ち位置の違いが生んだのかもしれない。
さらに自分が人付き合いに苦手意識を持っていたことから、コミュニケーション面で大変だった記憶がある。
テレワークでもそうでなくても、人付き合いの良さは必要になりそうだ。
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