スカイウォーカーの夜明けのブルーレイが届いたので改めてレビュー

この記事は映画スターウォーズ スカイウォーカーの夜明けのDVDが発売されてしばらくたってからのものなので、ネタバレを含みます。

スカイウォーカーの夜明けのブルーレイを鑑賞して、劇場公開時よりも幾分思うところが変わってきたので、今一度しっかり批評レビューしてみようと思います。

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キャラクター同士の関わりについて

オープニングロールから突然のパルパティーン復活宣言で疑問が浮かぶが、その後は、ああ、JJはフォースの覚醒の時、今回の三部作はこんな感じにしたかったのだろうなと思うくらい、ミレニアムファルコンとタイファイターの追跡シーンのあとのレイ、ポー、フィンの三つ巴の言い合いシーンなど、今まで以上にスピーディすぎるほどに展開される。

この展開はまさしくスタウォーズらしいもので、最後のジェダイでは新キャラクターのローズとフィンの間などでしか見られなかったもの。

まずは最後のジェダイで、主要キャラクターの濃密な関わり合いをしっかりと描いてほしかった。

それはキャラ同士の親密度を上げたり結束力を上げたりするということ。

それができていないために、スカイウォーカーの夜明けにしわ寄せが行ってしまっていることがさらに明確になる。

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宇宙船やビークルについて

登場する宇宙船やビークルのデザインでほとんどクリエイティブなことをしていない。

していないというよりも、しているところもメイキングなどではわかるのだが、本編中にあまりピンとくるフォルムでもない。オリジナルトリロジーに出てくる独走性のあるデザインでもない。

インペリアル級スターデストロイヤーの形を若干変えた戦艦、B-wingやミレニアムファルコンのような左右非対称のビークル、誰にでも思いつくような形のスピーダーでさえないキャタピラのついた乗り物、オリジナルのものを今の解釈を入れてスタイリッシュにしただけの中途半端な戦闘機群、ラルフ・マクウォリーがデザインした形をベースに基本形は変えずに、細部を調整、今っぽいギミックを追加したもの(T70 X-wing等)といった状況に甘んじている。

なぜこのようなデザインの貧困状態になってしまったのか、それは制作者側の恐れにあると感じる。

前述のオリジナルトリロジーのデザインから脱却できず、自由な発想が乏しい質が低下したビークルの造詣がそれを物語っている。

プリクエルでは旧三部作の直線的で使い古されたデザインを一新し、クラシックカーのようなデザインや、丸みを帯びたデザインなども登場し、ファンからの批判があった。

チーフデザイナーのダグ・チャンが悪者として批判されたこともあった。

そのような過去のある大作SF映画では、新しいことはご法度とされていたのではないかと思うのである。

にしても、もう少しやりようがあったと思う。

今はオリジナルトリロジーのころと違ってSF映画に対して観客の目が肥えているからという考えもあるが、映像に出てこないという点も疑問が残る。

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