スマホの画面をパソコンに映すAndroid無料アプリ「Screen Stream over HTTP」の使い方

生活情報

手もとで操作しているスマホやタブレットの画面をパソコンなど別の機器の画面に映したいときはありませんか?

スマホの画面をパソコンに映し出すように、ある機器の画面のようすを別の機器の画面上に映し出す技術のことは、一般に「ミラーリング」と呼ばれます。

ミラーリングは非常に強力な技術なのですが、シンプルに「スマホの画面をパソコンに映したい」という要求を満たすうえでは、設定がめんどうで、使えるようにするまでにトラブルが起こりやすいものです。

この記事では、Androidのスマホ画面をパソコンに映し出せる、より手軽な手段として、「Screen Stream over HTTP」を使う方法を紹介します。

日本語で書かれた使い方や設定の説明は、ネット上にほとんどなかったので、「アプリを使ってみたいのに設定方法が分からない!」という方向けに、アプリを使ってでできることや手順を説明していきます。

「Screen Stream over HTTP」は非常に便利なアプリですので、ぜひこの記事を参考に試してみていただければと思います。

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無料アプリで手軽にスマホ画面を映すには「Screen Stream over HTTP」が便利

ミラーリングは導入時にトラブルが起こりがち

ミラーリングは、対応している機器であれば、スマホ・タブレットやパソコンの標準的な機能として利用することができます。

たとえば、比較的最近のスマホ・タブレットでは、USB端子から外部のディスプレイなどに有線で接続することで、スマホ・タブレット側の映像や音声を出力できる場合があります。

また、同じ無線LANにつないでいるローカルネットワーク内であれば、たとえばMiracastという技術を使うことで、ローカルネットワークに接続された機器に映像や音声を転送できます。

一方で、こうした機能を利用するには、音声や映像を転送する側と受け取る側の双方が、使おうとしている機能に対応していなければなりません。

利用しているスマホ・タブレットやパソコンの組み合わせによっては、使おうとしている機能が上手く動作せず、音声や映像を再生できないことがあります。

Miracastなどのミラーリング技術との違い

「Screen Stream over HTTP」は、標準的なミラーリング機能の代わりとして利用するのに便利なAndroid向けアプリです。オープンソースで開発されている無料のソフトウェアで、ソースコードはGitHubで公開されています。

Screen Stream over HTTPは、ミラーリング機能のように、Androidのスマホ・タブレット側から、画面に映っているものを映像として配信できるアプリです。

ただし、いわゆるミラーリングのように、映像・音声を転送する標準的な技術とは、そもそもの仕組みが異なります。

技術的な話はここでは割愛しますが、イメージとしては、スマホ・タブレット画面に映っているものをまるごと動画としてキャプチャして、ローカルネットワーク内に配信できるというものです。

そのため、ミラーリングの代替として利用するうえでは、いくつか注意点もあります。

まず、一般的なミラーリングのように、スマホ・タブレット側の音声を外部機器に転送することはできません。Screen Stream over HTTPは、あくまでそのときスマホなどに映っているものを映像としてパソコンなどで表示できるというだけのものです。

また、画面キャプチャのストリームなので、そこまでなめらかな映像を映し出せるわけではありません。

とくに低速な無線LANを使っている場合、ミラーリングされた画面の映像はややもたついている感があり、たとえば、アクションゲームのような動きのある映像を配信するのにはあまり向いていません。

「Screen Stream over HTTP」アプリでできること

一方で、Screen Stream over HTTPは、画面に映っているものならば何であれ、手軽にネットワーク越しに配信できる点が便利です。

Miracastなどのミラーリング技術は、使用する機器の対応状況によってはそもそも接続できないなどのトラブルが発生しやすいもの。

しかし、「Screen Stream over HTTP」は、ネットワーク越しにブラウザでアクセスするだけなので、ふつうのWebブラウザが使える環境であれば、どんな機器からでも映像を表示することができます。

また、ローカルネットワーク内に動画として配信する仕組みなので、複数の機器から同時に映像にアクセスできます。

ミラーリングは音声や映像を転送する側と受け取る側が一対一でなければなりませんが、Screen Stream over HTTPは受け取る側が複数でも大丈夫なので、用途によっては重宝するかもしれません。

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「Screen Stream over HTTP」アプリを用いた画面共有の方法

基本的な使い方

「Screen Stream over HTTP」アプリはGoogle Playストアからダウンロードできます。

ちなみに、アプリ情報は英語ですが、実際のアプリのUIは日本語対応しているので、英語が不安な方でも安心してください。

「Screen Stream over HTTP」アプリの使い方はとても簡単です。

まずはじめに、映像を配信したい側のスマホ・タブレット端末と映像を受信したい側の機器が同じWi-Fiに接続されていることを確認してください。その状態でアプリを起動すると、次のような画面が表示されます。

基本的には、ここからアプリ画面の下部に表示されている「開始」を押して、画面にアクセスしたい機器のブラウザから「端末のアドレス」として表示されているアドレスにアクセスするだけで、スマホ・タブレット側の画面が表示できます(設定を変更するとLTE/3G越しでもアクセスできますが、そのやり方はここでは説明しません)。

画面のストリーム配信を止めるには、アプリ画面に表示されている「停止」を押すか、アプリを終了します。

一度「開始」ボタンを押すと、「停止」するかアプリを終了するまでのあいだ、配信側の画面に映っている操作がすべてそのまま配信されてしまうので、映し出したくないものは画面に表示しないように注意しましょう。

ストリームへのアクセスにPINコードを設定する

デフォルトの設定では、同じWi-Fiに接続されている機器で、配信側の端末のアドレスを知ってさえいれば、誰でもストリームにアクセスできてしまいます。

これがセキュリティ的に不安である場合、ストリームへのアクセスにPINコードが必要となるように設定できます。

PINコードを設定するには、アプリ下部の「設定」タブから「セキュリティ」を開き、「PINを有効化」にチェックを入れます。

PINコードを有効化している状態でアドレスにアクセスすると、「このストリームにアクセスするにはPINが必要です」と表示され、PINコードの入力を要求されます。

この画面で、アプリ側に表示されているPINコードを入力すると、ストリームにアクセスすることができます。

さいごに

「Screen Stream over HTTP」を使うと、スマホの操作のようすや手もとの資料などを簡単に映し出すことができます。

ミラーリングに比べると手軽に導入できる点でも非常に便利なので、ぜひ試してみてください。

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