スカイウォーカーの夜明けネタバレ批評

生活情報

この批評記事は、映画スターウォーズ スカイウォーカーの夜明けのブルーレイDVDが発売されてしばらくたってからのものなので、ネタバレを含みます。

スカイウォーカーの夜明けを劇場公開日に鑑賞した後、ブルーレイを数度鑑賞して、ストーリー全般について、レイ、カイロ・レン、ポー・ダメロン、フィンの関わりや関係性、ブラスターバトルにも言及しています。

劇場公開時よりも幾分思うところが変わってきたので今一度しっかり批評レビューしてみようと思います。

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スカイウォーカーの夜明けのオープニングロール

オープニングロールから突然のパルパティーン復活宣言で疑問が浮かびます。結局何か新しい展開があるか?と思ってたものの予想できる範囲の、ネット上で飛び交ってた噂の一つが本編で再現されていたという印象でした。正直スカイウォーカーサーガを締めくくる作品なのにこのスターとは何だ?と思いタイトルからのオープニングロールで爆上がりしたテンションが若干下がってしまいました。

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本編ストーリー全般について

その後は、ああ、JJはフォースの覚醒の時、今回の三部作はこんな感じにしたかったのだろうな、こんな世界や惑星を出したかったのだろうなと彷彿とさせられる、ミレニアムファルコンとタイファイターの追跡シーンのあとレイ、ポー、フィンの三つ巴の言い合いシーンなど、今まで以上にスピーディすぎるほどに展開されます。

この展開はまさしくスターウォーズらしいもので、最後のジェダイでは新キャラクターのローズとフィンの間などでしか見られなかったものです。

レイ、ポー・ダメロン、フィンの関わりを深めても

まず最後のジェダイでは、主要キャラクターのある程度の関わりをしっかりと描いて関係性を深めてほしかったです。

それはキャラ同士の親密度を上げたり、結束力を上げたりするということ。それができていないためにスカイウォーカーの夜明けにしわ寄せが行ってしまっていることがさらに明確になりました。

フォースの覚醒ではレイはフィンとのやり取りだけでポーとは何もなかったため、その後の展開を期待してたものの、エピソードⅧではラストに「私、レイ」と言葉を交わしたのみでした。

オリジナルトリロジーでは帝国の逆襲に位置する作品なのにもかかわらず、3人の関係性は進展することなく、ポーとフィンは新キャラクターのローズやボルトと繰り広げてしまいます。

まあここの批判は最後のジェダイのものになりますので、この辺でやめておきます。

レイとカイロ・レンの関係性はさらに深く、魅力的に

それに引き換えカイロレンやレイのシーンはとても演技力が十分に発揮された、感情の起伏や狂気的な心の動きなど深みのある質の高いエンターテイメントが繰り広げられていたと思います。

オープニングロール後に惑星ムスタファーで、シスの噂を聞きつけてきた観光客達をバッタバッタと切り捨てる、カイロ・レンのシリアスで凶器に満ちたライトセーバーを使ったダークサイドな空気感のあるアクションシーン。

カイロレンとレイの掛け合いやライトセーバー戦などのストーリー展開。

それらの要素はオリジナル、プリクエルの作品よりも表現が洗練され、とても良いと思いました。

前作から継承されたフォースで別の空間にいるものとコンタクトをとったり、物質を別の場所に移動させたりといった要素をさらに進化させて、エキサイティングなバトルシーンや演出がさらにレベルの高いものになっています。

予算をかけた割にチープに感じるブラスターバトル

ただ、これほど莫大な予算をかけたものの、いささかスケールダウンしていたりチープになってしまっているところがあり、そこがとても残念です。

それは、前作もそうでしたが、話に出てくる登場人物同士の戦いの場では、なぜか人数が少なく迫力に欠けています。

カイロ・レンのスターデストロイヤーの中に潜入したドッグのストームトルーパーの数も少なく、そこから展開されるブラスターバトルも、敵味方数人でコチョコチョやっている感じにとどまっています。カメラワークやカット割りは良いのですが。

基本的なことですがこの映画はスターウォーズなわけです。宇宙での戦争を、激戦をエキサイティングな形で表現できなければ支持はされないと思います。

しかも本筋のメインになるストーリーの戦いになるのです。

ダイナミックさや規模の大きさをしっかりと、ルーカスがルーカスフィルムにいた時より説得力を持って作り手はこだわって作っていかないと、ほかのSF映画と大差ないものになってしまいます。

ただ主人公たちとトルーパーを戦わせるシーンを入れてみようではだめなのです。

必然性が担保された中でエキサイティングなシチュエーションが基本になければやはり、そのほかが良くてもオリジナルトリロジーを超えることはできません。

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