三浦瑠麗の評判がヤバい?しゃべり方だけじゃない嫌われる理由とは

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三浦瑠麗(みうら るり)は、「国際政治学者」として紹介される、売れっ子の女性コメンテーターです。

聡明な雰囲気の女性の立場からあけすけに時事に物申していくスタイルはそれなりに人気があり、「鋭い」といった肯定的な評判もよく聞かれる一方で、しばしば「ヤバい」「トンデモ」といった明らかな悪評もある彼女。

ここでは、三浦瑠麗の評判をもとに、どうやらしゃべり方だけじゃない、三浦氏が嫌われる理由について考えます。

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三浦瑠麗の評判がヤバい

三浦瑠麗は、『朝まで生テレビ!』や『めざまし8』などにレギュラー出演しています。

最終学歴としては、2010年に東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程を修了しているらしく、博士(法学)の学位をもっているそうです。

三浦瑠麗の学歴の何がすごいのか

実際のところ、女性でありながら博士号をもっていて、売れっ子のコメンテーターとして活躍できるようなタレント文化人は貴重な存在です。

まず、日本国内からの大学院進学者が同学年に占める割合は5.5%くらいであり、さらに博士課程までいく人は同学年のなかでも0.7%しかいません(文科省による推計)。
参考:中央教育審議会大学分科会大学院部会(第81回)H29.5.30「大学院の現状を示す基本的なデータ」より

また、博士課程入学者には男女比の偏りがあって、社会状況的には「女性であるだけで大変」というのもまだまだ事実です。

 

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三浦瑠麗は実はヤバい人物だった?

そのため、そうした困難を乗り越えてきただろう、いかにも優秀そうな学歴や経歴が強調されがちな三浦氏なのですが、その仕事の評判には賛否両論あります。

とくにテレビなどで紹介される「国際政治学者」という肩書については、嘘とまでは言いきれないものの、かなり誤解をまねくものであり、学者としては明らかに「ヤバい」「トンデモ」であるといった厳しい評判が聞かれるのも事実です。

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三浦瑠麗が嫌われる理由はしゃべり方にある?

三浦瑠麗はコメンテーターという目立つ仕事をしていることもあってか、そのあけすけな発言が「炎上」してしまうことも少なくありません。

発言の具体的な内容はともかくとして、自身の発言が「炎上」をまねきがちである理由については、とあるインタビューに応じるなかで三浦氏本人の口から次のように考察されています。

女性の専門家や評論家がテレビに出て話をするときに、視聴者に受け入れられやすい話し方というある種の型がある気がします。たとえば「私が国連事務総長の○○さんに伺ったところでは……」とまず権威のある人の知見を述べてから自分の意見を補足するといったやり方です。私もそういう話し方を少し真似すればよいのかもしれませんが、自分ではしませんので。
(引用:文春オンラインのインタビューより)

このインタビューで三浦氏が言っていることは、要約してしまえば「『女性』のくせに生意気なしゃべり方をしているように見えるから嫌われやすいのでは」というくらいの話で、それはたしかにある面では事実なのかもしれません。

現在の女性コメンテーターは、往々にして「『女性』でありながらハッキリとものを言う」ことを求められがちであるため、それを快く思わない人たちから反感を買いやすいというのは残念ながら当たり前のことなのでしょう。

この点は必ずしも三浦氏に非があるわけではないため、ある程度は同情の余地もあります。

三浦瑠麗が嫌われる理由は「○○学者」という肩書にある

 

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しかし、三浦瑠麗がしばしば嫌われる理由というのは、実はこうした表向きの事情ばかりではありません。

公開されているプロフィールによると、三浦氏は博士課程を修了しており、専門は「国際政治理論・比較政治」であるということになっています。

博士学位のもつ重い意味

一般の方向けに説明しておくと、大学院を修了して得られる資格(博士・修士)というのは学部を卒業して得られる資格(学士)に比べてかなり重い意味をもつものです。

博士学位の認定にあたっては、必ず「査読」と呼ばれる内容の精査を経たうえで、「たしかにうちの大学院で学位認定します」という事実を示す目的で、学位認定された研究内容と院生の実名が内外に公表されます。

三浦瑠麗の論文はまともに見えるが……?

三浦氏の論文も、たしかに「三浦瑠麗」による研究として公表されており、この学位論文は後に三浦瑠璃(2012)『シビリアンの戦争 ―デモクラシーが攻撃的になるとき―』(岩波書店)として書籍化もされています。

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論文が書籍化されているというとなんだかすごいことのように思われますが、とくに人文科学系では、博士論文を再構成して書籍化するというのはそれほどめずらしいことではありません。

むしろ大学にいるような学者というのは、こうして学位論文を世に出すことがまずは研究者として最低限クリアすべきスタートラインであり、これを足がかりに同じような論文を書きあげることで実績を積んでいくのが一般的なキャリアなのです。

三浦瑠麗が嫌われる理由は「国際政治学者」ではないから?

ところが、三浦氏の場合、この学位論文以後ではそうした学者としての実績がまったく確認できません。

2020年から現職として某大学で非常勤のポストをもっていたりと、いちおう「学者」と呼べなくもない仕事もしているようなのですが、いわゆる学者の業界(アカデミア)での仕事に数えられそうなものは、2013年度日本政治学会総会での発表がおそらく最後です。

これは言ってみれば、「医師免許を取った後で『医師』を名乗ってメディア出演しているのだけれど、実際に医師として医療に貢献してきた経験はまったくない」というようなもの。

三浦瑠麗が「国際政治学者」としてその道の専門家扱いされていることには、明らかな問題があるように思われます。

それでも三浦瑠麗が成功しているように見える事情とは

「〇〇学者」と呼ばれるタレント文化人たち

もちろん学者という肩書は、医師や弁護士などとは異なり、好き勝手に名乗ったからといってただちに罰せられるといったことはありません。

そもそも、三浦氏のように「○○学者」という肩書で紹介されていても、実質的には評論家やコメンテーターとしてしか活動していない(アカデミアで一定の地位があるような典型的な学者ではない)例はめずらしくなく、最近流行りのタレント文化人でいうと古市憲寿などもこのタイプです。

 

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しかし、ほとんどの視聴者はそんな事情など知りもせず、「〇〇学者」と紹介されていればそれだけで信頼のおける専門家なのだろうと理解しがちです。

こういったことが、この事実に気づいている一部の人たちからは、三浦氏が嫌われている理由なのでしょう。

三浦瑠麗を「〇〇学者」だと信じている人が誤解していること

皮肉なことには、三浦瑠麗や古市憲寿などはまだしも「良心的」な方です。

彼らの場合、博士号をもっているというのは詐称ではなく事実のようですし、自分自身が自己紹介として書いたようなプロフィールのなかでは「○○学者」を名乗ってしまうことは(おそらく意図的に)避けられています。

つまり、三浦氏の場合だと「国際政治学者」という肩書で紹介しているのはあくまでテレビなどマスメディアの側であり、それを真に受けて勝手に専門家だと信じきっているほうが悪い……と言えないこともないのかもしれません。

なぜ三浦瑠麗は成功しているように見えるのか

 

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別な観点を付けくわえれば、博士課程修了者の進路状況が現実にはとても厳しいものであるという事情もあります。

博士号を取得した人の正規就職率は医・歯・薬学系でも7割ほどにとどまっており、人文科学系では2割程度です(令和元年度学校基本調査による)。
参考:ニューズウィーク日本版『6割が不詳・死亡などの「不安定進路」という人文系博士の苦悩』より

とくに人文科学系では「バイト」「その他(進学でも就職でもない)」と「不詳・死亡」が合わせて6割という悲惨な状況で、本邦では優秀すぎる文系は「成功しない」というのが実情としてはむしろ正しいくらいなのですが、多くの人は、学歴が高いならその人は優秀に違いない(逆に、社会的に成功していないならその人の資質や能力に問題があるのだろう)というふうに考えがちです。

しかし、少なくとも三浦氏の場合、むしろ学者としての仕事は一切やらない方向に振りきっているからこそ「○○学者」として成功しているように見えるのであって、「○○学者」として成功しているから立派な学者に違いないと信じきってしまうのは、世の中のしくみを過信しすぎでしょう。

それでも「〇〇学者」が重用される背景とは

こうしたいかにも社会的影響が大きいだろう事態がそれほど大々的に問題視されることもない背景には、三浦瑠麗のようなタレント文化人がマスメディアで実際に重用されているという動かしがたい事実があります。

三浦氏などは、すでに大手出版社から単著を出していたりと、ある程度「顔が広い」人物です。

 

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こういう人物をさらし上げるような記事を書けるのはフリーライターやジャーナリストでしょうが、民間のマスメディアは正しい事実を伝えるという以上にまずは「売れてなんぼ」の世界であるため、すでに売れっ子であるタレント文化人との関係をさしおいてまで、そうした不都合な事実を報道することはありません。

したがって、おそらく「トンデモ」系の「○○学者」は、残念ながらこの先も滅ぼせないでしょう。

さいごに

三浦瑠麗のように、本当は「トンデモ」系の「○○学者」の活躍は、今にはじまったことではありません。

月並みな感想ですが、その人が信用に値する人物なのかは自分自身で判断できるようにしていきたいものですね。

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