マイクロプラスチックとは?その原因と影響への対策

生活情報

現在問題となっているマイクロプラスチックがポリエステルの服を着ているだけ、洗濯するだけで拡散されているとの記事が飛び込んできました。私の服にもポリエステルが含まれているものが多いので衝撃的な話です。そこでマイクロプラスチックとは何か、原因・影響・対策について考えてみました。

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マイクロプラスチックとは何なのか

マイクロプラスチックとは主に環境中に存在する5mm以下のプラスチック粒子のことを指すことが多いようで、海洋汚染の問題でクローズアップされましたがその他にも空気中や水道水など幅広い場所に拡散され影響を及ぼしています。

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マイクロプラスチック発生の原因は

マイクロプラスチックが発生する原因は、まず第一次マイクロプラスチックと呼ばれる最初から5mm以下の製品があり、

洗顔料や歯磨き粉・洗濯洗剤・化粧品などに含まれているスクラブ剤

が主にこれに当たり下水によって処理場へと集まりますが、処理をできる下水処理施設を持っている国は少ないと言われています。

第2次マイクロプラスチックとは

ゴミとなったプラスチックが紫外線で劣化して波や風に削られるなどして極小化したもの

で、釣り糸やスポーツなどで使用された人工芝のかけらなどもあり一次より大量に出ています。

発生が多い国は?

プラスチックごみの廃棄量の多い国は、1位が中国で他にインドネシア・タイなど東アジア・東南アジアが多く。

これらの国では原料を輸入するよりも安く手に入る廃プラスチックを輸入して製造しており、また長い河川も多いためそれを通じて海に流出しているようです。

日本は30位程度ですが発生量自体は2位で一人あたりの消費量はアメリカについで多くなっています。

背景には日本の過剰包装の文化があるとされ、前出の国々に廃プラスチックを大量に輸出しており問題の一因となっています。

マイクロプラスチックの影響は

海に流出したプラスチックごみによって鳥や海洋生物が物理的に傷つく被害の他にも、誤って食べた生物を他の生物が食べることで蓄積されていき最終的に人体に行き着く可能性があります。

マイクロプラスチックには他の有害物質が吸着されるといいますし、本体にも環境ホルモンといった問題を持っています。

マイクロプラスチックは魚や貝さらには人間の体内からも発見されています。アメリカやイギリスなど14カ国の水道水を調べたところ13カ国の水道からマイクロプラスチックが検出されました。

WHOは限られた情報によってという前提ですが、現状では飲料水のマイクロプラスチックが健康に危害を加える可能性はないようだとしましたが、更に調査と汚染の拡大を防ぐ必要があるとしています。

マイクロプラスチック対策には何が

マイクロプラスチックへの対策では

・オランダ・ベルギーなどの国が2014年に共同声明でEUでの化粧品への使用禁止を要請。
・中国では輸入してきた廃プラスチックなどの固体廃棄物の輸入を禁止して回収の方法や廃棄の方法についての体制の整備をすることでプラスチックごみの回収率を上げています。
・タイでも輸入規制が強化されています。
・日本でもこれらの規制強化によって早急な対応を迫られ、分別から原材料化までを国内で一貫して行えるよう動き出しています。

2017年4億円だった予算が2018年には15億円まで増額されました。また学術分野では従来のプラスチック製品に変わる生分解性のバイオポリエステルなどの新素材も開発されています.

各国・企業・学術機関など様々なところで取り組みが本格化して来ましたがマイクロプラスチックについて蓄積されたデータはまだまだ少ない状況なので始まったばかりといったところです。

この状況では個人がプラスチックゴミを分別・削減するように努力することが重要ではないでしょうか。この問題の解決を願ってこの辺で。

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