小池百合子の入院騒動・国政復帰の噂がおもしろいのは誰なのか?

生活情報

去る2021年7月4日、都議選の投開票がおこなわれ、都民ファーストの会が第二党になりました。

投票日の前後から小池百合子東京都知事の動向に注目が集まり、一連のニュースはよく報道されていたようですが、投票率は前回から大して変わらなかったようで、この話題の受けとめには世代や地域によって温度差がありそうです。

この記事では、現在の国政において、ときに「ジョーカー」ともいわれる小池百合子の入院や、国政復帰の噂について、なぜ・どんな人たちがおもしろがっているのかを説明します。

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都議選は「衆院選の前哨戦」だった

はじめに、都議選の話をしましょう。

東京都に住んでいないとよくわからないかもしれませんが、都議選というのは、ふつうの地方議会選挙とではその位置づけが大きく異なる特別なものです。

まず、多くの地域における地方議会選挙である「統一地方選」とは、歴史的経緯から日程が違います。

これにくわえて、都議選が日本の政局のなかで特別な意味をもつ事情として、次の2点があります。

1. 東京都はそもそも有権者数が多い(=国会議席数も多い、きわめて重要な選挙区である)
2. 都議選では、そのとき勢いのある政党が議席を延ばすことが過去の経験から知られている

このため、国会に議席をもつ与野党にとって、都議選は「その後の国政を占うバロメーター」だと認識されており、とりわけ今秋には衆院選が控えていることもあって、今回の都議選も実質的に「衆院選の前哨戦」と見なされていたわけです。

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都議選の前評判と結果の受けとめ

前評判として、小池都知事が都民ファの支援について慎重な発言をしていたこともあり、小池氏の支援が得られなければ都民ファは議席を減らし、自公両党が過半数議席を獲得して「返り咲き」を果たすだろうという予想が大勢を占めていました。

ところがフタを開けてみれば、たしかに都民ファは45議席から31議席へと議席数を減らしたものの、大方の予想のように自民党が大躍進するということもなく、与党両党の議席をあわせても過半数を割りこむかたちとなりました。

大手各紙の報道によれば、自民党内では「大敗」「非常に厳しい結果」といった受けとめがなされていて、「このまま行くと衆院選は危ない」という危機感をあらわにする声もあるようです。

小池百合子の「入院」騒動はいったい何だったのか

今回の都議選をめぐって、話題をほとんど独占していたのは小池百合子東京都知事の「入院」騒動でした。

当初は過労による入院のため公務を離れるという報道にはじまり、その後入院期間を引き延ばすだとか、公務にはまずテレワークで復帰するとかいうことで、都議選の前後のしばらくのあいだ継続的に注目を集めていました。

それから「倒れても本望」というキャッチ―な発言が、なかば面白おかしく報じられるなど、メディアは小池都知事の動向に釘づけだったのですが、選挙期間最終日になって、ほとんど電撃的に都民ファ候補者の応援に駆けつけています。

それまでずっとメディアから動向が注目されていたことから、この動きもしっかりと報道されてしまい、都民ファが劣勢扱いされていた事前の予想もあってか、こうした小池都知事の動向が「やっぱり都民ファに入れておくか」と考えるような無党派層の票を集めたものと分析されています。

小池百合子の国政復帰の噂は?

小池都知事の動向をめぐっては、都議選の前から国政への復帰があるかという点も注目されていました。

多くの政治記者の現実的な見解としては、都知事として再選されて間もないことからも、小池百合子本人が国政に復帰してくるというのは、まずありえないと考えられているはずです。

それでも、こうした裏付けのとれていない噂話まで表沙汰されているのは、政策的な面とほとんど関係ない話題として、小池百合子が国政に復帰してきたら単純におもしろいのにな、という期待が大きいからでしょう。

実際、具体的な政策よりも、候補者や政党のイメージで投票先を決定している人たちの影響が馬鹿にならないということは、今回の都議選の結果を見ても明らかですし、小池都知事については、2017年の衆院選でもその動向に振り回されて選挙状勢が大きく左右された前例があります。

国政の「ジョーカー」としての小池百合子

小池百合子が国政における「ジョーカー」と目されるのは、過去の実例からしても、本当に何をしてくるかわからない・何かしてくると選挙戦最終盤であっても勢力図をガラリと塗り替えてしまう人物だからです。

現実問題として、厳しい政局にあって菅総裁の不人気に悩まされている「菅グループ」には頭の痛い話でしょうが、逆にいえば、党としては不人気であればあるほど、かえってそこからの一発逆転劇のおもしろさは増すというものです。

小池百合子が二階幹事長などと公に接触しているのがある種のパフォーマンスみたいなものですし、そのたびに「国政への復帰の可能性」を質問されていちいち否定しているというのは、ダチョウ倶楽部の「押すなよ」みたいな前フリに近いものでしょう。

「ジョーカー」は大切に持っていたところで負けてしまうのでは意味がないものですし、どこのメディアも立場があるからそうは言わないだけで、内心では「何かしてくれたらおもしろいし記事が売れるのにな」くらいのことは考えているのではないでしょうか。

さいごに

そもそも政治にあまり関心がない人にとってみれば、小池百合子が入院するとか、国政に復帰しないとかいうことのいったい何がおもしろいのかはよくわからないものです。

現代の選挙は、一面的には、個人としての政治家がいかに人を惹きつけてたくさん投票させるかという人気投票であり、少なくない有権者はそういう事情を知ってか知らずか、なんやかんや雰囲気で投票先を決めています。

だからこそ、小池百合子の入院や国政復帰の噂について、ゲスの勘ぐりをして、おもしろがりたい人たちがいるということなのでしょうね。

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