ECMOとはどんな医療機器か?メーカー・読み方・価格・病院など基本を調査

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ECMOと呼ばれる人工心肺装置が今注目を集めています。志村けんさんの治療の際にも最後の切り札と呼ばれて登場しました。そこで本日はECMOとはどのような医療ができる機器なのか、メーカーや読み方。価格病院についてなど調査しました。

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ECMOとはどんな医療器具か?

ECMOとはどのような医療が行える機器なのでしょうか。重症の呼吸・循環が不全の患者さんが治療され回復するまでの間に心肺の代りをするのがECMOで、その間に患者自身の肺を休めることを目的とします。

引用元:朝日新聞digital

主に2つの方式がありV-A ECMOと呼ばれる方式は大静脈から血液を取り出して、人工肺で二酸化炭素を除去し酸素を加えて大動脈へと戻す方式で、心不全や心肺停止の状況に用いられます。V-V ECMOと呼ばれる方式は血液を再び大静脈に戻す方式となり、血液を全身に送るのは患者の心臓に任せ肺機能の不全の際に用いられます。

患者一人に対して24時間複数の医療従事者が対応をしなければならず、また重症の患者に用いられる事がほとんどのためECMOの操作を担当する臨床工学技士の方には経験と知識を求められることから人材の不足が問題となっています。

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ECMOの読み方

ECMOはExtraCorporeal Membrane Oxygenationを略したもので体外式膜型人工肺と訳されます。エクモと呼ばれ欧米の方が発音しやすかったため定着したようです。

ECMOの価格は

本体自体の価格は2千万円ほどとなりますがその他の一式を合わせたセットで6千万円ほどになるとのことです。ECMOを使用した治療費は日本ではまだ公表されておらず新しい治療となるか従来の運用の拡大となるかが決まっていないようです。通常の人工心肺の診療点数は初日が30150点2日目以降が1日3000点が基本となっています。

ECMOの製造・販売メーカーはどこ

日本で使用されているECMOのメーカーは約7割のシェアを持つテルモやジェイ・エム・エスなどの医療機器メーカーです。その中でニプロはECMOの重要部品を出荷していましたが、国立循環器病研究センターなどとの共同開発で軽量・小型化されたポータブルECMOを2021年の販売を目標に開発しているようです。

ECMOが導入された病院について

国内では1400台ほどのECMOがあり47都道府県全てにECMOのある病院があるようです。また一般社団法人 日本呼吸療法医学会が主導するECMOによる治療成績の向上を目的としたECMOプロジェクトというものがありまして参加している施設は95施設、大学の附属病院が多いようです。

ECMOは治療の選択肢を広げ患者さんを救う大きな力になりそうですが、まだまだ新しい技術のせいか整備をしていかなければならないことも多いようです。それを乗り越えて多くの患者さんの希望になることを願っております。

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