ブラウブリッツの強さの秘密と無敗記録の凄さ。

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2020年の明治安田生命J3リーグは11月18日にブラウブリッツ秋田が制しました。

この時点で開幕から28試合無敗、前シーズンから30試合連続無敗で、3年前の優勝時にはライセンスが取れず見合わせていたJ2昇格も達成です。

ここでは、ブラウブリッツの強さを示す連続無敗記録どのくらい凄いのか、ブラウブリッツの強さの秘密は何だったのかを調べてみました。

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ブラウブリッツの強さを示す連続無敗記録どのくらい凄いのか?

ここではブラウブリッツの強さを示す連続無敗記録をJリーグで達成されているここまでの無敗記録と比べてみましょう。

まず連続無敗ですが、これまでの最大は2012年にJ2でヴァンフォーレ甲府が19節~42節で達成していた24試合でした。J3に限定すると2016年の栃木SCが6節~22節の17試合を達成しています。

また、開幕から連続無敗は19試合が最大で、2010年J2で柏レイソルが、2015年J1で浦和レッズ(1st全17試合+2nd2節)が達成しています。

J3に限定するとブラウブリッツが2017年に達成していた15試合が最高で、さすがに数年前から強さを発揮していたと感じざるを得ません。

J3でシーズンまたいで、込みでの無敗はこちらも自チームの18試合(先述の15試合+2016年の3試合)で、これも大きく上回りました。

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ブラウブリッツの強さの秘密は何だったのか?

もはや偶然では片づけられない結果ですが、だとすればブラウブリッツの強さの秘密は何だったのでしょうか?

ブラウブリッツの強さの秘密をデータから見てみると?

ここでネット上にあるブラウブリッツの試合データから強さの秘密を探してみると、
「ボール支配率」
「相手ゴールから30m範囲内(30mライン)進入回数」
「相手ペナルティエリア進入回数」
「パス数」
がいずれもリーグ最下位となっています。(30節終了時点)

また「自陣にボールを寄せつけていない度合い」は下位に位置しています。

昨今主流となっている戦い方はこれらを高くすることを目安としていますので、その点ではかなり意外な値と言えるでしょう。

ブラウブリッツの強さの秘密を他の要因で考察すると

ブラウブリッツの強さの秘密を先述の要因以外で考察してみると、

・パスが少ないのはパスを自陣内であまりつながず奪ったら素早く敵陣に放り込む
・相手が自陣に攻めてきたときは慌てて奪い返さずに陣を整えていることを優先している
・敵陣内ではボールを取り返すなどの攻撃に積極的になる

と考えているようです。記事では言及していませんが、支配率や敵陣進入回数が少ないのもこれの結果と考えられます。

インタビュー記事から読み取れることとして、

・監督がサッカーの本質を突き詰めていると思っていること。
・誠実な姿勢を見せることでチームにもそれを反映させていること。
・中断期間はフィジカル面の訓練に専念させたことが書かれています。

また、他のサッカーファンの記事を見ていると戦略面では

・相手からは積極的に奪うことはせず、とびこんできたところに待ち構えて捕まえる
・捕まえたらロングパスを多用して一気に敵前線に飛び込む
・フィジカルを鍛えることで戦略の効果を高める
・チーム全員が素早く意識を切り替えて動く

というものがみられます。これがボール支配率などの低さに現れていると考えられます。

これが

31試合で54得点14失点、
ビハインド合計4試合247分
(21節後半12~15分、29節前半29分~試合終了+10分、
30節前半24~43分、31節前半7~44分、後半7分~試合終了+4分)

という驚異の守備につながったのでしょう。

優勝決定前までに限定すると1試合の3分となり、守備の高さが際立ちます。

今後の展望

J2昇格を決めたところですが、まだ気は抜きたくないものです。

まずは12月23日に出場する天皇杯でしょうか。縮小開催のためJ3代表としての出場です。

さらにJ2で戦うとなるとここまでの戦法が通じにくい試合も増えるかもしれません。

またJ2チームでいられるための設備条件が不十分(トイレと屋根面積が不足)ですので、こちらの解決も早く進めてほしいという思いもあります。

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